新年のご挨拶

世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症の発生から約3年が経ち、ここ数年間は、皆さまにおかれましても生活環境の大きな変化への対応を行いつつ、改めて健康の元である免疫力の大切さを実感されたのではないでしょうか。

そして、わが国は加速する高齢化に伴う社会状況の変化も顕著で、総務省の発表によると、総人口に占める高齢者人口の割合の推移は、1950年の4.9%以降一貫して上昇が続き1985年に10%、2022年は29.1%となりました。また、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇を続け、第2次ベビーブーム期(1971年~1974年)に生まれた世代が65歳以上となる2040年には、35.3%になると見込まれております。
そこで、「健康寿命の延伸」が個々の自己責任でもあり、家族の為にも国家の為にも何より自分の為に、明るく!健康的に歳を重ねていきたいものです。

一般社団法人 日本ウェルエイジング検定協会では、下記を常に発信してまいりました。
1.心身ともに健康で年齢に抗うことではなく、 年齢とともに上手に魅力を重ねていく生き方「ウェルエイジング」の大切さ
2.いくつになっても、心身ともに健康的な生活を続けるには、 自らの未病の状態を知り、体の内面から早めに改善することの大切さ
3.各分野のプロフェッショナルな先生方のもと学んで頂き、検定試験を通じて、 「いつ」「何を」「どのように」過ごしていけば良いのか?を知り実施して頂く

今年も会員の皆さまに、ウェルエイジングに必要な一歩先の正しい情報を発信していきたいと思います。

2019年に創設した「一般社団法人 日本ウェルエイジング検定協会」も、今年で4年目を迎えますが、本年も昨年同様、インスタライブ等を通じて情報の発信、そして、本年は、理事によるセミナーや理事各位と皆さまとの交流の機会を、より多く作っていけたらと考えております。楽しみにお待ちください。

最後になりましたが、皆さまのご多幸と心身ともに健やかな毎日を心よりお祈り申し上げ、年初のご挨拶とさせていただきます。

令和5年1月10日
一般社団法人 日本ウェルエイジング検定協会
理事長 畑 久美子